自転車に乗れるようになるには
その昔、転びながら自転車に乗る練習をしたと思います。
私自身も、転びながら、膝小僧から血を流しなから地道に練習したことを思い出します。
しかし、簡単な方法があります。才能に関係なく、誰もが再現性を持ってできるようになる方法です。
世間には、ペダルのない自転車が売っています。
ペダルをこぐことに気を取られることが、バランスのとれない自転車に乗れない人にとって練習を阻みます。
バランス
ペダルをこぐ
この2つの変数を一つにしたものが、上記になります。
バランスに集中させることで練習を容易にします。
なんでもそうですが、次元を一段落とすことが肝要です。
二次方程式より一次方程式が簡単なように・・・
こいつを買えって言っているわけではありません。お金に余裕がある人はかまいませんが。
ペダルの付いた普通の自転車でできるのです。
それは
緩やかな坂道を使うのです。
微妙な坂がポイントです。歩いてみると「アレッ」登ってるかなというくらいが良いと思います。
下り坂を利用して、ペダルをこがずに進むことによってバランスの練習に集中することが出来ます。しかも、安全に
距離にして30mくらいの坂で練習しました。10往復しないうちにバランスが取れるようになります。
この時、元の地点に戻るときは必ず、自分で自転車を押して戻るようにします。ハンドルのブレる感覚。自転車を何度も倒すと思いますが、この感覚もバランスを取るのに重要になります。
手はまったく貸す必要はありません。下り坂ですから推進力も自動です。
足で地面を蹴って前に進ませ、バランスの練習のみを行います。
褒めながらやってみるとあっという間にできるようになります。
次は、ペダルに足を乗せるようにして、バランスを取る練習をします。
地面を蹴って推進力をつけ、ペダルに足だけ乗せるよう言います。
「こげ」とは言ってはいけません。あくまで乗せてバランスをとるように言うのです
ペダルに乗せるだけといっても、推進力により勝手にペダルが回ります。そうすれば、ペダルに足を載せた瞬間に自然にこぎ出します。
30分もかかりませんでした。もちろん怪我もなく乗れるようになりました。
道路事情もあるでしょう。
注意しながら練習してください。