効率よく将棋の勉強をし、初段になるにはどうするのが良いのか。
数多く出版されている棋書とは一線を画す本である。
受験もしかり、資格試験もしかり。なるべく回り道をせず効率よくすすめていきたいというのはどの世界でも同じ。
何事においても、基本を身につける。先輩方のアドバイスに耳を傾ける(聞くかどうかはべつにして)。実践し失敗から学んでいく。毎日継続する。情熱を持って当たる。これらがとても重要である。
では、将棋勉強において具体的に何をどのように、どの程度やれば良いのだろうか?
この本は、初心者の当面の目標である”初段”を目指すに当たり具体的なアドバイスを挙げている。
一人で出来る勉強法には次の7つがある。
・戦法書を読む
・次の一手
・詰将棋
・必死
・棋譜並べ
・プロの将棋を観戦する
・対局(インターネットやソフト)
これらを組み合わせ、自分の棋力や確保できる時間にあわせて取り組む必要がある。
しかし、太字で示した、詰め将棋、対局は、基本重要路線として外さずに、その他の方法を付け加えていくことが大切となる。
次回からそれぞれの方法について掘り下げていきたい。