Drkazu's Life (Hack) blog

人生、ライフハック、PC、Mac、カメラ、写真、将棋など人生折り返し地点を過ぎた男のボヤキ

なぜあなたの将棋は定跡書通りにならないのか?その3

さまざま奇襲戦法の存在
 
将棋の世界には奇襲戦法なるものが存在します。
プロの世界では、なかなかお目にかかることはないようですが、我々素人レベルではたくさんの優れた奇襲戦法が指されています。
 
知識のない初心者、低級組みには、お初にお目にかかればあっという間につぶされてしまいます。
受け方を知らない、受け方が下手、初見の手にビビってトンチンカン手を指す、棋理に合っていないので俺が咎めてやるという身の丈に合っていない対応をしてしまいそれが相手の術中にはまるという悪循環におちいり大差で負ける(ジャイアン~、郷田真隆先生と叫びながら)
 
まじめに定跡書を勉強している人ほど奇襲戦法に対して嫌悪感を抱き、力が入ってしまい、相手の術中にはまってしまいます。
 
ここは視点を変える必要があります。 
ネット将棋ではいろいろな戦法を相手にしなければなりません。奇襲戦法と言われていますが、それはそれで確立された戦法なのです。つまり、奇襲戦法と言われていますが、立派な戦法なのです。マイナーな戦法なのです。棒銀戦法や中飛車戦法と何ら変わらないのです。だから定跡書を勉強するように奇襲戦法を勉強するのです。マイナーな戦法ですから、膨大な変化は逆に少ないのです。あるかもしれませんがメジャーになり得なかったからには必ずや弱点はあるのです。しかも、あなたが発見しなくて良いのです。先人たちが必ず対策を立ててくれているのです。
そう考えれば気楽なものです。
 
ここでまじめパワーを炸裂させるのです。また、社会人という立場を利用するのです。
それは、金に糸目をつけず棋書を買い込むのです。(読み込めれば尚良いのですが、全部というわけにはいきません。我々には時間が限られているので)
 
対戦相手が奇襲戦法を繰り出してきたら、勉強させていただきましょう。ありがとうございますと心でお礼をいって、いつも通り術中にはまってやりましょう。負けてあげましょう。悔しいですが致し方ありません。
 
負けた後が大切です。まずは相手の奇襲戦法がなんだったのかを調べて、棋書に立ち返ります。そして、そのマイナー戦法を勉強しましょう。
これを繰り返すことによに次に遭遇したときにグッと勝率が上がります。
 
マイナー戦法にであうことは少ないです。メジャーな勉強を中心に進め、マイナー戦法にはであったときに勉強するようにしていくことが重要です。