詰将棋やっていますか?
詰将棋は役に立つとか意味がないとかいろいろ言われていますが、初心者にとっては非常に有用な勉強と思われます。何より読む訓練になります。
浦野真彦先生のハンドブックシリーズは評判は高く、自分も3手、5手を読了し、最近ようやく7手詰めもやるようになりました。
ここまで進となんとなく詰将棋にはパターンがあり、体系的に説明できないかなと考えるようになります。逃げ道に捨てよや焦点に捨て駒などがあり、うまく言語化できれば理解も深まるのではないかと思います
ただし、体系的に解説された本は見かけません。
何かないかなと検索していたところ、見つけました。(先人たちは本当にすごいなと感心させられます)
著者は村山隆治さんで詰将棋界では有名人です。
ただこの本は現在絶版で古本でしか手に入りません。内容も高度で3手、5手詰めが解けるようになったばかりの初心者が手を出すには大分ハードルが高いと思います。
それよりはその前に出版された
詰将棋をたのしむ本―たのしめる実例作品180題 (ハウブックス)
の方が優しく書いてあり、これであれば7手詰めハンドブックが解けるようになった私でもついて行ける内容です。(例題には9手詰め、13手詰め(それ以上も)が出てきます。)あとがきにはこの本の次は、
に進もう著者も推薦しており、
これら村山隆治三部作(私が勝手に命名)は
1986-12 詰将棋をたのしむ本
⇒
1967-01 詰将棋教室
⇒
2000-07 詰将棋手筋教室
の順で進んでいくのがよいと考えます。